小禄高校の定員割れで生じる課題

昨日、沖縄県立高校の入試倍率が発表されました。話題になっているのはやはり小禄高校の定員割れです。
那覇市を中心にした南部地域で考えると、開邦・向陽・首里・国際・那覇・那覇西でおよそ200名の定員オーバーが生じますが、近隣の2次募集で首里東・豊見城南・小禄・那覇商業でおよそ200名の空きがでていますので受け皿にはなりそうです。
例年ですと小禄高校が二次募集対象校になることはありません。高校側が志望者全員を合格させて足りない分だけ二次募集を行うといった形を必ずしもとらないのは過去の例から明らかです。定員割れを起こした学科のレベル維持または向上のために、合格基準をどのくらいに設定し上位校からの流れを受けいれるのか。小禄志望者は、倍率に安心することなく他校志望者からの割り込みをさせないレベルで合格するようにしましょう。