沖縄県内の模擬試験

中学3年生になると県立高校受験のための自己データ取得が必要になります。本試験に一番近い数値を取得できるのが沖縄県内の受験生を対象とした模擬試験です。
学校内の試験とは違い、実際に本試験を受ける全県生徒が対象なのでプチ本試験とも言い換えられます。
現在沖縄県内には2社の模試が存在します。どちらも受ければいいのですが、通っている塾がどちらを採択するかによって変わってきます。
問題の難易度は同程度で、受験者数はプレ入試の方が多いようです。大きな違いはその採点方法にあります。「プレ入試」では一律採点を行っているのに対し、「県模試」では各塾ごとの自己採点が実施されています。
自己採点形式では、国語の作文や英語の英作文、社会理科での漢字回答問題で一律公平な採点が行われるのは難しく、そのためデータの信頼度は下がってしまいます。採点にかかる経費を抑え模擬試験の価格を抑えることができるのでしょうが、正確な自己データ取得という目的からは少し外れてしまいます。この点を鑑みて富士学院では、「プレ入試」を採択しています。